もんちゃん5歳 天草のコンクール優秀賞(前編) で のぼる階段
2021年8月、もんちゃんが5歳のときに描いたパラサウロロフスの絵が「天草市立御所浦白亜紀資料館」(現:恐竜の島博物館)主催の第23回恐竜絵画コンテストで、幼児の部において優秀賞に選ばれました。
2021年なのでコロナ禍の真っ只中でしたが、表彰式という理由があれば・・・、これは行くしかない!感染予防と長年の夢で遠路はるばる車で行くことにしました。
このページは表彰式まで、前半のお話です。後半のお話はこちらからどうそ。
行きの行程
初 日:須磨水族館→須磨泊
3日目:呼子イカ、長崎中華街→長崎泊
5日目:御所浦島→表彰式
2日目:錦帯橋、門司レトロ街→小倉泊
4日目:佐世保バーガー→天草泊
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熊本県天草、御所浦島の恐竜の島博物館で2021年8月に開催された『第23回恐竜絵画コンテスト 表彰式』に参加しました。 9泊10日、車の旅。上記旅行記プログラムの内容を詳しく書き綴っていきますので、どうぞお付き合いください。
出発の日 0km ~ 425km 須磨水族館・須磨泊
自宅を8:30くらいに出発し、新東名に乗ります。高速を西に進み、伊勢湾岸道に入ると長島PAにちょっと寄り道。ここでランチを食べます。11時チョイすぎに到着。木曜日の昼前、人はほどほどで混んでないのが嬉しい。
新名神~名神と抜けて神戸の須磨に到着。本日の宿は須磨水族館のある須磨海浜公園の川を挟んだ隣のエリアなので、車を先に停めてから徒歩で水族館へ向かいます。なお、2024年6月に神戸須磨シーワールドとして生まれ変わった、2023年5月に閉園した「神戸市立須磨海浜水族園」の方ですね。
900m徒歩12分程度なのですが、炎天下の病気持ちにはかなり厳しかったようです。経路には日影がほとんどなかったのも厳しい。なるべく冷却手段を活用して歩きました。
園内は、古くからの水族館好きには丁度いい感じの真面目で見やすい展示形式です。派手さはないですが、展示方法に派手さは要らないんですよ。中にいる生き物がいちばん派手で映えていれば100点です。水族館好きが嬉しくなる瞬間って、自分の好きな生き物に会ったときと、初めて本物を見たときです。目の前で動く姿、新たな発見は子供に限らず知的興奮を駆り立て、好奇心という名の袋がワクワクと膨らむものです!ちなみにここで買ったスマスイのTシャツは子供たちの宝物です。もう買えないんですよね、さみしい。
夕飯は付近のナナファーム須磨で食べようと思ったのですが、そこでいろいろ買いこんでのんびりホテルの部屋で食べることにしました。地ビールもゲット。IPAやエールは大好物なので大満足でした。これも旅の楽しみです。
2日目 425km ~ 770km 錦帯橋 ~ 921km 門司港 小倉泊
神戸須磨の宿から山陽道を通り岩国ICで降り、錦帯橋を見に行きます!東海首都圏以東の人間が憧れる西の観光スポットで、明るすぎる広島の影になりがちではありますが歴史と美しさと自然と人工物のコラボでこれほどの秀麗な姿を見せてくれるところはナカナカ他にはないでしょう。
1673年に建造されたものが、架け替えや補修を繰り返して今に至る、素晴らしいです!ぜひ、下からも見てみてください。
水色とピンクのTシャツは昨日須磨水族館で買ったものです、とってもお気に入り!
錦帯橋を見た後は門司レトロ街に向かいます。付近の駐車場に車を停めて徒歩での散策となります。夏の炎天下で病気持ちの人にはツライので、お土産屋で涼みながら景色や買い物を楽しみました。MOJIKO BEERという地ビールもゲット!全国地ビール品質審査会2年連続最優秀賞受賞らしいです。
小倉に移動し、本日のホテルに到着です。夕食は近くの居酒屋で食べます。小倉エリアは食事には困らないですね、お店がたくさんあります。チキン系は子ども受けがいいので迷ったら鶏肉。唐揚げと焼き鳥は笑顔を呼び出す召喚アイテム!子連れでも入りやすい個室のある店は助かります。ホテルに戻ったらMOJIKO BEERをいただきました。素敵な夜景を眺めつつ飲む地ビールは、控えめに言っても最高ですね。旨い。
3日目 920km ~ 1082km 呼子イカ ~ 1215km 出島・中華街 長崎泊
小倉から北九州高速4号に乗りE3九州自動車道へ、福岡高速4号からC環状線に入りE35西九州自動車道と乗り継ぎR202→R382などを通って呼子に到着です。折角なので呼子大橋を渡ってきました。呼子では候補にしていたお店がお休みだったので、急遽お店を変更。河太郎さんにオープンの11時ちょっと前に着くと、既にお客さんが列を作っていました。キャパは広いのですんなり席に着けました。
窓から呼子大橋が見える広々とした座敷にてしばらく待つと、新鮮過ぎて色さえも着かない輝く姿のケンサキイカが行儀よく並んで届きました。旨い!甘い!!刺身を食べ終えた頃合いにゲソを調理するため一旦引き上げられます。天ぷらをお願いしました。ゲソは身に比べれば大したことないのが相場ですが、この天ぷらは旨い!
遠路遥々1000km走って辿り着いたここには、死ぬまでに食べておきたいものの一つが確実に存在しました。また行きたい、けど…、もう一回、死ぬまでに!今度は宿をとって、日本酒を飲みながら食べたい!
呼子からはR204→R203を経て厳木多久道~東多久バイパスと通り、多久ICでE34長崎自動車道に乗り、終点でながさき出島道路に変わるとすぐにトンネルに突入、出た先が長崎の市街です。本日の宿は長崎新地中華街エリアにあるホテルなので、車を停めてチェックインします。
部屋で一息ついたら、フロントに置いてあるパンフレットを一通り目を通します。これは旅先での鉄則で、ガチ利用客のための分かりやすい資料なので本当に目的に合っています。ホテルを拠点に車を使わず移動する場合は、歩ける距離なのかが重要で、公共交通機関が使えるのかも重要。私は基本的に徒歩でいろいろ動きたいのですが、子供や病気を抱えた奥さんに合わせて計画しないといけません。地図のインプットは最重要項目です。
街を歩いていると出島にたどり着いたのは驚きと拍子抜けが混じった複雑な気持ちでした。出会うまでのワクワクが皆無なので、ちょっと悔しいというか、歴史の教科書にも載るようなビッグネームに気付けなかったことが不覚でした。というのも、島ではなく陸続きで、明治時代には埋め立て事業が始まっていたそうです。出島が島だったのは昔の話、情報が古い!
商店街や中華街も十分徒歩圏内なので散歩して疲れたころに中華街のお店に突入します。横浜や神戸に比べたら規模は小さめですが、どうせ入るのは1軒なので規模はあまり気にしません。それなりに競争があるだけの量があればいいのです。
ちゃんぽんに皿うどん、イカ炒めとビール、などなど。美味しすぎて子供たちの食が進む進む。のんびりビールを飲んでいるうちにみるみる減っていきます。美味しかったなぁ~。
ところでちゃんぽんや皿うどんは中華なのか?という疑問が湧いたのでちょっと調べてみると、「四海樓」という長崎の中華料理店が発祥らしいです。そういえば冷凍食品でも四海樓のちゃんぽんがありますね、そういうことだったのかと納得。
4日目 1215km ~ 1278km 佐世保バーガー ~ 1539km 天草泊
長崎から大村湾の西側R206を通りハウステンボスの脇を抜けて佐世保へ向かいます。コインパーキングに車を停めて、老舗の佐世保バーガー屋さんへ向かいます。店は小ぢんまりしていい雰囲気です。ですが店内はガチで狭く、4組トータル10名程度のキャパしかありませんでした。お値段は…、ラーメン屋が怒りそうな値段で、それでもそこはブランド名高い佐世保バーガー。
期待して待つと、出てきたのは某大手バーガーチェーン並みの小さいバンズに、まぁ頑張って高さ方向はそれなりに背伸びしていますが…。まぁ大人気店のリアルを知れてよかったと。次にもし行くとしたら、ブランド名の汚名返上してもらいに他の店に行きます。ザ・ガッカリだったな~、久々に!口コミの評判は悪くないのですが…、ハンバーガーなので、それを食べた人の口コミですから。
気を取り直して。佐世保みなとICからE35西九州自動車道に乗り、途中の川登SAで休憩、何か食べたんだと思います。鳥栖Jctで九州自動車道に乗り換え、熊本方面に進みます。意外と距離があるので大変ですが、頑張って松橋ICまで行ったらそこで下ります。
ここからは下道を天草方面に向かって進んでいきます。海沿いの道を気持ちよく進み、いくつかの橋を渡って天草の島に上陸しました!途中、有料道路があるのでそれを利用すると天草の中心地に近づいていきます。本日の宿、サンタカミングホテルに到着すると、大きなサンタが温かく迎えてくれました。子供たちは旅の疲れを忘れテンション再加熱です!
ちなみに、今回のこの宿を押さえる前に、実は別の宿を予約していました。大手旅行サイトです。後日直接宿から連絡があり、オーバーブッキングでした、ごめんなさいとのこと。今思えば上天草市の大矢野島にある宿だったので、棚底港まで車で45分程度、ちょっとしんどい距離です。経路の少ない島の交通は、安全確実が鉄則。表彰式は待ってくれませんから、棚底港まで車で20分の天草中心地に宿を取れたことは逆に良かったと思っています。
本日の夕食はホテルディナーです、バイキングではない、コース料理です。取りにいかなくていいのはホントに食事に集中できて嬉しい。このスタイルは久しぶりなのでワクワク!御品書きを眺めながら、味と幸せを噛みしめていました。
このホテルでコインランドリーを使いました。2基しかないため空くのを待ってからの利用です。階段を最上階に上がったところにあるので、空調が行き渡らず暑いのを我慢しながらの作業です。今回利用時間ギリギリだったので乾燥が十分ではなく、部屋に帰ってからの対処がナカナカ大変でした。9泊の旅程、やはり9日分の着替えを持っていった方が楽ですね。
5日目 1539km ~ 1557km棚底港 ~ フェリーで御所浦島
天草で迎えた8月の朝です。もちろんホテルの朝食、これもまた上品。
ホテルの朝食は一見するとスカスカで寂しい感じも否めませんよね。でもこれが正解。見た目がさみしくないほどに埋め尽くされていたら、朝からそんなに食べられません!『ちょっとずつ、たくさんの種類』が朝食の理想。観光系ホテルの朝食バイキングなら経験とスキルでマイベストチョイスを作れなくもないですが、完全にお任せで十分な種類が得られるスタイルは本当に贅沢ですよね。
さて、支度を整えホテルを出発し、R266で棚底港へ向かいます。隣接する駐車場に車を停め、乗船券を購入し、船を待ちます。今回御所浦島まで我々を連れてってくれるのは、『フェリーごしょうら』です。時間がきたので乗船します。
そんなに大きな船ではありませんが、船内は込み合うこともなく程好い感じです。船室には子供向けの本がたくさんあったりしますが、すぐ近くに島が見えるこの航路はいろんな発見があって外を眺めているだけで楽しいです。途中何ヶ所か寄港しつつ御所浦島に到着しました。本旅行の目的地が射程距離内目の前です、遥々来たな~、こんな遠くまで!
狭い島なのでお店も限られます。港にほど近く営業している食事処に早々に突入します、11時オープンとほぼ同時くらい。個人的な旅行ならそこまで気にすることはありませんが、今回は表彰式というイベントで多くの人が集まります。そうなると食堂が混むのは必然ですよね。なので、早めに動くのが鉄則です。
港の最寄りで営むそのお店はとても良心的なお値段でした、とても美味いのに。『これくらい、ここでは普通だぜ』なのでしょうか?刺身定職、エビフライ定食、ちゃんぽんを注文しました。美味しくて大満足です!
白亜紀資料館に入り、表彰式までの間に館内を見学します。古い学校のような建物で、学園祭の展示のようなスタイルで化石等々が所狭しと展示されています。押しつけがましいところがないのが素晴らしいです。
表彰式が開始されると、もんちゃんは一人で表彰者の席に着きました。まだ5歳の子供ですが、おびえることなく一人で表彰式をこなしていました。優秀賞を受賞した人の感想も立派に言うことができました。我が子の成長を実感、改めて感動です。君のおかげてここまで来れた。父の夢の一つを叶えてくれてありがとう!娘の立派な姿を見ることで、ママの病気も少しは良くなるハズです。
さて、表彰式を終えたもんちゃん、賞状と記念品をたくさんもらいました。
ここからは旅の後半戦に突入です。帰り道は何があるのか?受賞の御褒美はどこを見て回れるのか?まだまだ楽しい1600kmが残っています!
長くなったのでこのページはここまで。この続きは後編で!
一般社団法人ピンタニーニャ・プログラミング学習協会
最後まで読んでいただきありがとうございます